EQUIPMENT
設備・仕様
STRUCTURE
- 直接基礎
- 「ピアース東北沢」では、地盤面よりすぐにローム層の支持地盤に到達する為、長いコンクリート杭の必要がありません。強固な地盤にのみ適用される「直接基礎」で建物を直に支えています。※支持地盤とは、建物が沈んだり傾いたりしないように支えることのできる地盤のことをいいます。
- 住戸間には、二重床・二重天井、床コンクリート厚み約250・300mmのボイドスラブを採用(一部在来スラブ厚み約200mm)
- 集合住宅では、隣接する住戸、とりわけ上階からの生活騒音、スプーンを落とした音(軽量衝撃音)などが問題になってきます。そこで、床の厚みとともに大切なのが、遮音対策です。今回、住戸間の躯体スラブの厚みを約250・300mmとするとともに二重床・二重天井を採用しています。
- 3世代100年の暮らしを守る高い強度のコンクリート
- 建物を支える柱、梁、床、壁などには、鉄筋コンクリート造を採用しました。一般に使用するコンクリートの設計基準強度の18~24N/㎟(1㎡あたり約1800~2400トンの圧縮に耐える性能)を上回る約30N/㎟~約36N/㎟としています。最大で1㎡あたり約3000~3600トンもの圧縮に耐える強度があります。※100年コンクリートとは、日本建築学会「建築工事標準仕様書」において「設計基準強度がFc30N/㎟ であれば構造体の大規模な修繕をしなくても100年はもつ」といわれているものです。ただし100年という数値は理論値でマンションのメンテナンスが100年不要だということではありません。
- コンクリートの耐久性
- 鉄筋コンクリートは、時間が経過するにつれて雨水や大気中の炭酸ガス、その他腐食性物質の侵入によって次第に劣化します。鉄筋コンクリートの耐久性を高める上でも「水セメント比」「かぶり厚さ」が関係しています。ピアース東北沢では、主要構造部の水セメント比を50%以下に設定し、かぶり厚さもJASS5(建築工事標準仕様書)に準拠した耐久性の高いマンション作りを追求していきます。
- 溶接閉鎖型フープ
- 工場で特殊溶接により継ぎ目を閉じた形へ加工した帯筋のことで、コンクリートを拘束する能力が高く、一般的な帯筋よりも大地震時の粘り強さに優れています。(梁との接合部を除く) ※帯筋(フープ)とは、コンクリート柱の主筋に所定の間隔で巻き付けた水平方向の鉄筋のことをいいます。
- ダブル配筋
- 鉄筋コンクリート造のマンションでも、その構造には違いがあり、強度や耐久性のレベルも異なります。モリモトでは、鉄筋を格子状や箱状に組み上げる工程で、主要構造部にあたる壁は鉄筋を二重に組むダブル配筋と千鳥状に組むダブル配筋を標準として施工しています。ダブル配筋は、シングル配筋よりも高い強度と耐久性を実現しています。(主要構造部にあたらない手摺壁・外構塀等はシングル配筋となります。)
- ペア(複層)ガラス
- 2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を封入したペア(複層)ガラスを採用し、熱を伝えにくくしました。ガラスとガラスの間の中空層が断熱性をもち、室内外からの熱貫流を遮るため、1枚ガラスの場合と比較して、約2.3倍(メーカー比)の断熱性能をもち、優れた省エネルギー性・保温性を発揮しています。さらに、中空層の働きで室内側のガラスは外気温の影響を受けにくいため、結露が少なく快適な室内環境を創り出すことが可能です。
- 住宅性能評価書
- 国土交通大臣が指定する第三者機関が品質・性能を評価する住宅性能表示制度により、「ピアース東北沢」は「設計住宅性能評価」「建設住宅性能評価書」の取得を予定しています。